適性があるのはどんな人?

介護職に向いているかどうかは、その人の性格や適性などによって向き不向きがあります。
どんな特徴を持つ人なら、介護職への適性があると言えるのでしょうか?

1つ目の適性は、他人と関わることが好きな人が挙げられます。
介護職は、介護が必要な人のお世話をするお仕事ですが、関わるのは要介護の人だけでなく、その家族なども含まれます。
そのため、人との関わりが大好きな人にとっては、毎日の職務の中で大きなやりがいや充実感を得られるでしょう。

2つ目の適性は、コミュニケーション能力が高いことが挙げられます。
介護が必要な高齢者の中には、遠慮して痛くても我慢しているということが少なくありません。
普段のコミュニケーションの中で要介護者にリラックスしてもらい、変わったことや気づいたことは些細な事でも教えてもらうことが、優秀な介護職に求められるスキルです。

3つ目の適性は、明るくて元気な事が挙げられます。
時として暗い気持ちになりがちな高齢者にとっては、介護職が与えてくれる明るくて元気な雰囲気は、自身の気持ちを上向きにしてくれる活性剤となります。
そのため、介護職は常に明るい雰囲気を持って要介護者に接することが必要不可欠なのです。

4つ目の適性は、気配りができることが挙げられます。
痒いところに手が届くような気配りができると、要介護者からは「とても気が利く人」と高く評価してもらえるでしょう。
おせっかいを焼く必要はありませんが、普段から要介護者と関わりながら人間関係を築くことによって、以心伝心のように気持ちを把握しやすくなります。
そうしたスキルもまた、介護職に求められる適性かもしれません。